川村二郎 『いまなぜ白洲正子なのか』

川村二郎 『いまなぜ白洲正子なのか』

編集者として、白洲正子を知る著者からみた白洲正子。

評伝、ということになるのでしょうか。

白洲正子と、夫次郎、

青山学院を率いる、青山二郎との関係など、

興味深い話が満載です。

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牧山桂子 『次郎と正子 -娘が語る素顔の白洲家』

牧山桂子 『次郎と正子 -娘が語る素顔の白洲家』

白洲次郎、白洲正子夫妻の娘さんが語る、

父・白洲次郎と、母・白洲正子。

家族の目から見た、二人の肖像。

 

白洲正子は、骨董関連の書籍で知識がありますが、

父、白洲次郎は、実はあまり知りません…

これを機会に、白洲次郎のことも、読んでみたいと思います。

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芸術新潮 「白洲正子 全一冊」

芸術新潮 「白洲正子 全一冊」

雑誌もということで、青山二郎関連で読みはじめた、

白洲正子氏の特集号。1999年12月号。

白洲正子氏の没後一年を記念した特集で、

能、骨董、暮らし向き、などさまざまな部分を照らし出します。

面白かったので、これからも白洲正子氏の作品を、

手に取ってみたいと思います。

 

今までは、文庫本を中心に読書を紹介してきましたが、

白洲正子氏、青山二郎氏、向田邦子氏などを理解するために、

ヴィジュアル系の雑誌を読む機会が多くなりました。

雑誌には雑誌の良さ、文庫には文庫の良さがあることを、

いまさらながらに、再確認。

こつこつと、読書を続けていきます。

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世田谷美術館他 「青山二郎の眼」

博物館の、展示図録です。

とはいえ、二分冊の凝った装丁の一品。

青山二郎とは、何者かということは、

やはり、ヴィジュアル抜きには語れなくて、

そういうことがよくわかる本でした。

 

2006~07年にかけて、展示がされていたそうで…

行っておけばよかったなと、いまさら後悔。

そういうことって、多くないですか…?

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白洲信哉 「天才 青山二郎の眼力」

白洲信哉 「天才 青山二郎の眼力」

新潮社のカラームック。

著者の白洲氏は、白洲正子のお孫さんだそうで…

骨董業界にも、血統というものがあるのかもしれません。

とはいえ、青山二郎氏、そのつかみにくい実態を

写真と文章で、面白く伝えてくれます。

青山二郎が天才か、という議論はさておき、

とにかく、破天荒な人物であったことは

どうやら間違いないようで…

 

これからも、いろいろ読んでいきます。

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青山二郎 「青山二郎全文集」

青山二郎 「青山二郎全文集」

上下二冊で、ほぼ網羅されているようです。

やっと、やっと、白洲正子氏を経由して、

向田邦子に寄り道しながら、ご本人に到着。

とはいえ、やはり一筋縄ではいかない、

難解な文章…

一度で理解できた、とは言えるはずもなく…

基本的には、短い文章が中心なので、

何度か、読み直してみたいと思います。

 

とはいえ、その視線の先にあるものは、

やはり、「眼」の力を感じないわけには…

いかない、鋭い文章が中心でした。

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白洲正子 「心に残る人々」

白洲正子 「心に残る人々」

白洲氏の、気になる人々への訪問記、随筆です。

昭和二十年末から、三十年代の作品で、

いろいろ人々が登場します。

気になったのは、「渋沢栄一」氏などで、

氏の評伝なども読んでみたいと思います。

 

現在、向田邦子氏関連を読んでおり、

氏も随筆の名手。

女流作家関連が最近多い気がします。

いずれもおもしろいです。

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野々上慶一 「高級な友情 小林秀雄と青山二郎」

野々上慶一 「高級な友情 小林秀雄と青山二郎」

さて、未だ青山二郎本人の文章には到達していませんが、

白洲正子氏の本に出て来たこの一冊。

編集として、二人を知る著者から見た

小林・青山・河上の関係。

小林氏の話が自然と多く、青山氏の話はあまりありません。

白洲正子氏の本でもそうなのですが、

どうやら青山二郎という人物、一筋縄ではいかないようです。

とはいえ、昭和の文士たちが生き生きと描かれる、楽しい一冊でした。

 

青山二郎氏の全文集が出ているらしいので、読んでみたいですね。

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白洲正子 「白洲正子自伝」

白洲正子 「白洲正子自伝」

白洲正子氏の自伝。

連載ものをまとめたようです。

薩摩隼人の祖父、父、夫の白洲次郎など

身内の話しから、文士との交流、会社経営、

能、女友達、話は多岐にわたり、

「韋駄天お正」のあだ名の通り、

駆け回る姿が生き生きと描かれます。

 

いまさらながら、その魅力に気がつきました。

たくさんの著作があるので、読み続けます。

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白洲正子 「夕顔」

白洲正子 「夕顔」

新年度、桜も咲き始めました。

白洲正子氏の随筆集。

四季折々、仲間や身内・自身の死も含め、

交遊録など、相変わらず話題は多岐にわたり、

飽きません。

『西行』や『十一面観音』など、読んでみたいです。

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