藤沢周平 『白き甕』

藤沢周平 『白き甕』
ご無沙汰しておりますが、
更新、がんばります。
さて、久々に藤沢周平作品。現代もので、歌人、長塚節の評伝。
読みごたえのある一冊。
非常に楽しく読めましたが、文庫本の藤沢周平作品をほとんど読んでしまい、ちょっと残念です。

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藤沢周平 『喜多川歌麿女絵草子』

藤沢周平 『喜多川歌麿女絵草子』

浮世絵界の大御所、喜多川歌麿に焦点をあてた、

連作短編集。

歌麿の絵に対する葛藤や苦悩を、

その浮世絵から読み解こうという、意欲作。

非常に読み応えのある一冊でした。

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文芸春秋 『藤沢周平の世界』

文芸春秋 『藤沢周平の世界』

主に、藤沢周平氏の作品の解説を集め、

その他、エッセイ、対談を収めた一冊。

藤沢周平作品が愛されている秘密が、

よくわかる一冊になっていると思います。

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藤沢周平 『静かな木』

藤沢周平 『静かな木』

藤沢周平氏、最晩年の短編集。

短いながらも、美しい3篇が収められています。

もう、ほとんど藤沢周平氏の作品は読んでしまい、

これからどうしようかと、途方にくれています。

とはいえ、読み直したいという野望もあり、

新しい作家さんも探したいし…

物思う、暑い夏。

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高橋敏夫 『藤沢周平の言葉 人の心にそっとよりそう』

高橋敏夫 『藤沢周平の言葉 人の心にそっとよりそう』

藤沢周平 残日録』に引き続き、藤沢周平氏の評伝。

今回の高橋氏は、何冊かの評伝も書かれているようで、

とりあえず、書店にあった一番新しいと思われる一冊を、

手に取りました。

藤沢周平氏の代表作の中から、言葉を選び出します。

作者の高橋氏の藤沢周平研究は、なかなか鋭いです。

その他の作品も読んでみたくなる一冊でした。

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阿部達二 『藤沢周平 残日録』

阿部達二 『藤沢周平 残日録』

編集の方が書いた、藤沢周平の評伝的な事典。

藤沢氏のエッセイから、キーワードを抽出した、

なかなかの労作。

どの項目も、藤沢周平氏の人となりを、

あたたかく、伝えてくれます。

もちろん、題名は著者の代表作、

三屋清左衛門残日録』を、作者本人に移し変えています。

藤沢周平氏の小説の大半を読んでしまいましたが、

評伝など、まだ、読むべきものが多いことに気付かされます。

探して、読んでまいります。

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藤沢周平 『市塵』

藤沢周平 『市塵』

上下二冊。

江戸時代の儒学者、新井白石のお話。

名前は知っていても、何をした人なのかは知らず、

興味深く読みました。

6代将軍家宣に仕え、政治の世界で戦う儒学者の姿を

丹念に描いていきます。

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藤沢周平 『夜の橋』

藤沢周平 『夜の橋』

藤沢周平氏の短編集。

9篇の短編が収められており、

どれも粒ぞろい。

表題作、「夜の橋」では、

揺れ動く女心を巧みに捉えます。

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藤沢周平 『漆の実のみのる国』

藤沢周平 『漆の実のみのる国』

上下二冊。

知らずに手に取り、米沢藩の借金苦の苦境と、

その涙ぐましい再建策を読みすすめました。

しかし、その結末に「?」疑問符付きで、

ちょっと驚いて解説を読むと、

藤沢氏の実質的な絶筆作と知る。

おそらく、異なる結末を用意していたのでしょうが、

それを知るすべは、もうありません。

とはいえ、名門上杉家の戦いの結晶が、

確かに見えています。

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藤沢周平 『一茶』

藤沢周平 『一茶』

やせ蛙 負けるな一茶 これにあり

で有名な、小林一茶の一生を追った一冊。

俳諧師、という厳しい世界と

一茶の人物像を、俳句と日記から読み解きます。

遺産相続をめぐる義母、弟との壮絶な闘いや、

旅の空に生きる俳諧師の生き様を、

淡々と描いていく、読み応えのある一冊。

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