柴田よしき 『いつか響く足音』

柴田よしき 『いつか響く足音』

柴田よしき氏の、連作ミステリー。

団地の孤独と触れ合いを、

しっとりと描きます。

安定した作家さん、というイメージ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『桜さがし』

柴田よしき 『桜さがし』

柴田よしき氏の連作短編。

中学の同級生と先生、それぞれの成長と、

日常に潜む謎ときを描きます。

さわやかな読後感。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『PINK』

柴田よしき 『PINK』

柴田氏の長編、ピンクをめぐるミステリー。

阪神淡路大震災の傷跡をめぐる話だと、

読み進むうちに知る。

東北地方の打撃の深さを思います。

とはいえ、ピンクをめぐる謎をめぐり、

息もつかせぬ展開で、あっという間に読み終わり。

読後は、いろいろと考えさせられる一冊。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『私立探偵・麻生龍太郎』

柴田よしき 『私立探偵・麻生龍太郎』

緑子(リコ)シリーズでおなじみの麻生龍太郎の、

刑事を辞めて、探偵をはじめた頃の短編集。

『聖なる黒夜』、以前の時代ですから、

当然ながら、山内練も登場します。

あっという間に、読み終わってしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『神の狩人』

柴田よしき 『神の狩人』

2031探偵物語、の副題の示すとおりの、

近未来の探偵物語。

私立探偵サラの活躍を描く、連作短編。

近未来を舞台としながらも、

取り扱うのは、当然現在のこと。

あっという間の一冊でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『水底の森』

柴田よしき 『水底の森』

前から気にはなっていたのですが、

改めて文庫版が出たので、手に取りました。

風子、という一人の女性の生き方を中心に、

人間模様を、えぐり出します。

さまざまに絡み合う糸を、

現在から過去へとめまぐるしく移動しながら、

解きほぐしていきます。

上下二冊でしたが、ジェットコースターのように、

あっという間に読めてしまう、力作でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『回転木馬』

柴田よしき 『回転木馬』

前作、『観覧車』、の続編です。

失踪した夫の探偵事務所を守る唯。

ついに今回は、失踪した夫と、

その謎について、触れることができますが、

十数年の歳月に隠された秘密は…?

スピーディーな展開に、あっという間に読んでしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『求愛』

柴田よしき 『求愛』

久しぶりに、柴田よしき氏の連作短編集。

親友の死の真相を突き止めたことをきっかけに、

探偵になった、元翻訳者、弘美。

探偵嫌いが探偵になると、というお話。

女性の視点から書かれた、面白い一冊でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 『所轄刑事・麻生龍太郎』

柴田よしき 『所轄刑事・麻生龍太郎』

緑子シリーズの中心人物の一人、麻生龍太郎の

若き日々。25歳で下町の署に勤務する龍太郎、

持ち前の頭脳で、事件を解決していく、連作短編。

想像通りの、若き日の麻生龍太郎、そんなイメージの一冊。

とはいえ、非常に面白い一冊。

白バイ隊にあこがれながら、刑事になり、

本庁へ呼ばれるまでの若き日々。

緑子シリーズの人間関係を、

もう一度見直してみたくなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柴田よしき 「シーセッド・ヒーセッド」

柴田よしき 「シーセッド・ヒーセッド」

保育園園長兼探偵の元刑事、

はなちゃんの活躍を描くシリーズ3作目。

三つの中編からなり、それぞれの絡み合う作品。

表題・題名ともにビートルズをもじり、

軽快なテンポで物語は進行します。

園のため、こども達のために、

借金返済を目指してはなちゃんはがんばります。

「刑事緑子」シリーズと登場人物が重なり、

その動きも気になります。

続きの気になるシリーズです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)