G・R・R・マーティン 『星の光、いまは遠く』

G・R・R・マーティン 『星の光、いまは遠く』

久しぶりのSF。上下二冊の長編。

さまよう惑星、ワーローンを舞台に、

逃走者と狩人の駆け引き、戦いが繰り広げられます。

著者の若き日の作品で、楽しく読めました。

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映画の効果は、すごいですね

ここのところ、映画「アイアムレジェンド」の話を、

このブログに書いたら、アクセス数がすごいです。

カテゴリ、オカルト参照。


「朝起きると、有名人になっていた」

とは、かの詩人バイロンの言葉ですが、

(ここのブログの場合、記事の内容、

映画への興味にアクセスが集まっただけで、

このブログが人気、ではないのですが…笑)

昨日は200人を越える方に訪れていただき、

映画の効果のすごさに、感謝しております。

弱小ブログが、あっという間に3,000ヒットを超えました。


原作のリチャード・マチスンの大ファンとしては、

映画の前評判が高いのは、うれしいことです。

この調子で、興行成績にも結びつくといいですね。

さらに、マチスンの新訳…これが目的なんですが。


今日は、吸血鬼つながりで、以前にも書いた、

ジョージ・R・R・マーティンの「フィーバー・ドリーム」の話。

カテゴリ、ジョージ・R・R・マーティン参照。

アメリカのミシシッピ川を舞台に、

吸血鬼ながらも、その生き方を変えようとするジョシュアと、

蒸気船、フィーバー・ドリーム号の船長、アブナーの

熱い友情物語です。


その中で、かつて吸血鬼小説にも手を染めたことのある、

詩人、バイロンの詩が、物語の鍵を握ります。

時代的には、アン・ライスの、「夜明けのヴァンパイア」と

同じような感じで、映像化すると面白そうですが…

確か、その昔映像化の話もあったようでしたが…

どこへ行ってしまったんでしょうね?

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ジョージ・R・R・マーティン 「剣嵐の大地 3」 氷と炎の歌3

ジョージ・R・R・マーティン 「剣嵐の大地 3」 氷と炎の歌3
購入しただけで、まだ読んでおりませんが…
6部作予定の前半終了巻、期待は高まります。

彼の著作について少し
「ワイルドカード」、「サンドキングズ」などが有名ですが
一番好きなのは、「ワイルドカード」です。
残念ながら日本では3巻までで翻訳が止まってしまっていますが、
ぜひ再開してほしいシリーズのひとつです。
ワイルドカードウィルスに侵され、エース能力を持つ一握りの人々と
ジョーカーをひいてしまった人々の戦いと日常を
いろいろな角度からえぐり出していきます。
いろいろな作家がキャラクターを担当して短編を書きついでいく、
モザイクノベルという技法で、とにかく面白いです。
そのウィルスを持ち込んだ元凶である宇宙人ドクター・タキオン
そのほか超絶な能力者・宇宙人たちが
ニューヨークを舞台に暴れまくります。
何本もの映画がつくれそうな、壮大なお話です。
本国では15巻ぐらい書かれているそうです。
確か、アメリカではテーブルトークゲームにもなっていると思いました。

もうひとつ、熱いのが「フィーバードリーム」
吸血鬼ジョシュアとアブナー船長の友情を軸に、
吸血鬼同士の戦いを描きます。
蒸気船と友情、とにかく面白い。

「サンドキングズ」
SF短編集ですが、この作品はホラーです。
異星生物サンドキングズを飼った恐怖

「タフの方舟」
宇宙商人ハヴィランド・タフの冒険を描く連作SF。
猫と美食を愛する大男、タフが手に入れた生物戦争用の
巨大宇宙船。その遺伝子技術を訪れた星で使用し、
各地の問題を解決していくという、痛快なお話。
2巻出ています。

というように、翻訳ものはほとんど読んでいることになります。
やはり、面白く、大好きな作家の一人です。

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