マイクル・ムアコック 「秋の星々の都」

マイクル・ムアコック 「秋の星々の都」

永遠の戦士 フォン・ベックの第二巻。

表題作と、短編『フェリペ・サジタリウスの快楽の園』が

収録されています。

ざっと読んだだけで、読み返したい気もしていますが、

とりあえずご報告。

ムアコックはやはり、面白いということですね。

今回は、フランス革命後のお話。

永遠の戦士、エターナル・チャンピオンという物語の

無限の可能性を感じさせる一冊でした。

とにかく多作な作家で、まだ未訳もいっぱいあるので、

読んでみたいですね。

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マイクル・ムアコック 「軍犬と世界の痛み」

マイクル・ムアコック 「軍犬と世界の痛み」

ウルリッヒ・フォン・ベック伯の冒険。

ずいぶん前に、読み終わっていたのですが、すいません。

面白かったです。

ウルリッヒは、聖杯を求める旅に出ます。

永遠の戦士の、最初に位置付けされるとか…

新訳なので、文句ではないのですが、

地獄の公爵アリオッホ、という表記…

かつての、アリオッチ、に馴染んでしまったので…

ぼくの中では、アリオッチと呼んでいます。

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マイクル・ムアコック 「黒曜石の中の不死鳥」

マイクル・ムアコック 「黒曜石の中の不死鳥」

いやぁ、やっぱり、ヒロイック・ファンタジーは面白いですね。

特に、ダークなの…笑

中学生の頃…(何十年前だ…笑)、

夢中になって読んだときが懐かしいです…

輪廻転生しながら、血みどろの闘争を続ける宿命…

悲しい男の、切ないお話です…

何が悲しいって、その記憶を持っているところ…

エルリックの悲壮さとはまた違う…

その罪とは…?

徐々に明らかにされていきます…

というか、多元宇宙の輪廻転生という、

ムアコック作品の、根源的な話です。

この作品を読まずして、ムアコックは語れず!!

というぐらいのシリーズです。

ホークムーンが創元から出ていますし、

もしかして、ムアコックって、今リバイバル…

なんでしょうね…(遠い目…笑)

いずれにしろ、思い出深い作品です…

この調子に乗って、新訳が増えるといいのですが…

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マイクル・ムアコック 「夢盗人の娘」

マイクル・ムアコック 「夢盗人の娘」

やってきました、ムアコックの新シリーズ…

とは思うものの、ブランクのためか……心境は複雑

面白くないわけではないのですが…

とっつきにくいというのが正直なところ…

決して、嫌いではないのですが…

やはり、ヒロイックファンタジーとしての…

えーと…、ムアコックのキャラ、誰が好きといわれれば、

エレコーゼです…

エルリックも、確かにそそるのですが…

次の巻も出ているので…読んでみます…

グロリアーナ、ホークムーンシリーズも…

嫌いではないのですが…

三部作ということなので、これからも追いかけます。

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