子母沢寛 「遺臣伝」
子母沢寛 「遺臣伝」
春も携帯から、地道に更新。
新撰組三部作の子母沢氏の幕末長編。
幕府に知られる、直心影流の剣客・男谷精一郎の
弟子、最後の剣客といわれる榊原鍵吉の一生を描きます。
幕末は記録が残るので、非常に面白いです。
江戸から明治への移り変わりと、剣一筋に生きた人々を、
独特の文体で丹念に描きます。
幕末長編では、「勝海舟」などもあるので、読んでみたいです。
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子母沢寛 「遺臣伝」
春も携帯から、地道に更新。
新撰組三部作の子母沢氏の幕末長編。
幕府に知られる、直心影流の剣客・男谷精一郎の
弟子、最後の剣客といわれる榊原鍵吉の一生を描きます。
幕末は記録が残るので、非常に面白いです。
江戸から明治への移り変わりと、剣一筋に生きた人々を、
独特の文体で丹念に描きます。
幕末長編では、「勝海舟」などもあるので、読んでみたいです。
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子母澤寛 「雨の音」
幕末維新小説集、と銘うたれた短編集。
おじいさんが幕末、上野から函館に逃れ、
そのまま北海道に住むことなどが描かれ、
貴重な作品が並びます。
独特のやわらかい文章は、新撰組関連とかわらず、
よい一冊に巡り合うことができました。
「勝海州」なども、読んでみたいです。
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池波正太郎 「戦国幻想曲」
「真田太平記」にも少し登場する、
槍の勘兵衛こと、渡辺勘兵衛の人生。
信長の息子・信忠を助け、家来になろうとする矢先、
本能寺の変により信長親子が倒れ、
次の主・中村氏には手柄を奪われ、
槍の如く一本気な勘兵衛は、主を求めて流転します。
戦国武士らしい生き様、親子の絆など、唸らせる作品でした。
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池波正太郎 「剣客群像」
真田太平記が終わり、新装版がちょうど
出ていたので購入。
久しぶりの短編集。
川獺(かわうそ)先生の仇討ちのお手伝いが、
逸品です。
自分より強い男を求める女武芸者の苦悩を描く
「妙音記」など。そのほか、粒ぞろいの作品集でした。
「仇討ち群像」「忍者群像」なども
新装版になるらしいので、楽しみです。
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池波正太郎 「真田太平記 十二」 雲の峰
さて、携帯から更新、しかも朝、が習慣になりつつあります。
無更新よりは、よしといたします。
豊臣滅亡後の、徳川の天下を描きます。
一人残った信之は上田の治世に取り組みます。
徳川方の間者もいて、かの福島正則も罠にかかりますが、
信之は生き残りの草の者・お江の助けを得て、
弟・幸村との面会が家康の指示であることを示し、
お家潰しを免れます。
住み慣れた上田を離れ、松代へ行く事も、拒みません。
こうして、真田家の血は絶えることなく、続いていきます。
長い物語でしたが、激動の時代を駆け抜けた、
真田一族の、武士としての生き様が、唸るばかりでした。
圧巻の一言に尽きます。
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池波正太郎 「真田太平記 十一」 大坂夏の陣
家康の休戦講和がなると、
大坂城は外濠、内濠が埋められ、丸裸にされてしまいます。
真田丸も打ち壊され、幸村はため息をつきます。
そんな折、兄・信之との面会が、徳川家康から整えられ、
久しぶりの、そして最後の再会を果たします。
幸村を味方にしようとする家康ですが、
もはや幸村の心は動きません。
再開された戦では、もはや篭城もならず、
決死の戦いの大坂方、
幸村は長年連れ添った向井佐平次、
草の者達と共に、戦場に散っていきます。
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池波正太郎 「真田太平記 十」 大坂入城
鐘の文字に因縁をつけて、開戦に持ち込む家康。
幸村は九度山を抜け出し、大坂城に入ります。
外濠の外に真田丸という小さな砦を構築し、
徳川方を翻弄し、一躍、武名を轟かせます。
しかし、幸村は総大将ではなく・・・
家康の講和戦略に、豊臣方ははまっていきます。
亡き父・昌幸譲りの戦略を、幸村は貫きます。
その頃、兄・信之は家康に京都に呼び寄せられます。
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池波正太郎 「真田太平記 九」 二条城
さて、加藤清正らの必死の働きで、
ついに家康と秀頼が二条城で対面します。
成人した秀頼を見て、老獪な家康は、
開戦の工作に暗躍します。
真田親子は、ついに父・昌幸が没し、幸村が九度山へ残り、
家康の警戒も解けつつあるものの、東西の緊張感は、
高まる一方です。
加藤清正ら豊臣家の重臣が毒に倒れ、
家康の毒牙はとどまるところを知りません。
対照的な豊臣方ですが、これは物語だから致し方なし。
次巻、冬の陣に突入です。
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池波正太郎 「真田太平記 八」 紀州九度山
関ヶ原敗戦後、長男・信之の働きにより、
一命を取り留めた昌幸・幸村親子。
再起を信じて、上田城を明け渡し、九度山へ移ります。
昌幸も老いて、幸村の長男・大助も成長していきます。
幸村と別れ、信之に仕える向井佐平治、
その代わりに息子・佐助が九度山へ入ります。
勇猛な戦国武将達も、歳老いてきますが、
家康は憎らしいほど健在です。
いよいよ、大詰めです。
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池波正太郎 「真田太平記 七」 関ヶ原
さあ、長編も折り返し点を過ぎて、後半戦です。
天下分け目の関ヶ原、戦国武将達、
草の者・忍者達の戦いが繰り広げられます。
史実を知りながらも、手に汗握る緊迫感は、
さすが池波氏の筆。
西軍について上田に立て篭もる昌幸・幸村親子、
対する東軍の信之。
家康の息子、秀忠の第二軍を狡猾な手段で翻弄し、
主戦場である関ヶ原から遠ざける事に成功する真田親子。
家康の首を狙う、お江、壺屋又五郎。
共にきわどいところまで家康を追い詰めます。
まだまだ、闘いは終わりません。
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やっと、携帯から先月分が終了。
さて、幼い秀頼を残し秀吉が亡くなり、
家康がじわじわと動きはじめます。
上杉征伐に乗り出した家康に対し、
石田三成が挙兵します。
家康の巧妙な罠と知りつつ、真田昌幸、幸村は
徳川軍を離反し、信幸だけが家康に付き従い、
別々の道を歩みはじめます。
真田家分け目の一冊でした。
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地道に携帯から。
ひな祭りですが、雪が舞う予想で寒いです。
次の世は徳川か、という時期に秀吉に待望の世継ぎ
秀頼が誕生し、あきらめていた真田昌幸は、
徳川よりも、豊臣に付き従う決意を固めます。
しかし、長男幸信は徳川の部下、
本多平八郎の娘を嫁に貰い受け、
既に徳川方となっており・・・
一族の存亡を賭けた、それぞれの闘いが、
繰り広げられます。
長編だから、中弛みとかあるかなあ、
と思ってしまいましたが、全く息もつかせぬ展開には、
唸ります。
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秀吉の天下統一が成り、無謀とも思える、
朝鮮出兵がはじまります。
その裏で暗躍する、秀吉に、家康に付く甲賀忍びと,
真田の草の者との、壮絶な闘い。
真田の坪谷又五郎、お江の決死の闘いに、
一気に読んでしまいました。
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月は変わってしまいましたが、続けます。
上州・沼田城をめぐり、徳川・北条連合軍との
闘いがはじまります。
また、秀吉はついに北条の小田原を攻め落とし、
天下統一を果たします。
これからの激動を予感させる、波乱を含んだ第三巻。
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さて、第二巻。長編に似つかわしく、
いろいろな秘密が、真田家にはあります。
長男幸信、次男幸村、従兄弟樋口角兵衛などの背景が
徐々に明らかになっていきます。
織田信長亡き後の混乱と、豊臣秀吉の台頭に、
真田昌幸は上田城築城という勝負にでます。
風雲急を告げる、緊迫した作品でした。
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さて、ついに真田太平記に入りました。
武田氏に仕える、上州上田の真田一族。
時代は天正、織田信長が天下を掴みかける時代。
武田氏の滅亡により、家長昌幸、長男信幸、次男幸村、
それぞれの生き方がはじまります。
草の者、忍者達の暗闘と、戦国武将の闘いに、
歴史を知りつつも、物語りに引き込まれます。
次巻も、展開が楽しみです。
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さて、負けずに携帯から、更新。
池波正太郎氏の長編。
妾腹に生まれた侍の、数奇な人生を描きます。
鬼平の若き頃を彷彿とさせる作品で、
武家社会の構造がわかる面白い作品でした。
続いては、池波氏の大長編「真田太平記」です。
全12冊の大長編ですが、現在六巻。
追ってまた、あらためて。
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池波正太郎 「人斬り半次郎」
さて、月末も近いので、更新、更新。
いろいろなことが先送りになっていますが、
せめてこのブログぐらいは…と、もがいています。
さて、幕末の薩摩人、桐野利秋、中村半次郎の
幕末の活躍を描く、幕末編、明治以後を書く、
賊将編、の上下二冊。
西郷隆盛とともに、維新に貢献し、
陸軍少尉となりながらも、最後は賊将として散る、
なんとも底抜けに明るい半次郎には、脱帽です。
幕末ものは、新撰組などでもおなじみで、
やはり面白いですね。
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池波正太郎 「編笠十兵衛」
柳生十兵衛の血を引く、隠密の物語。
上下二冊の、なかなかの読み応え。
時は、忠臣蔵の時代、討ち入りを控えた浪士たちと、
十兵衛の交友と、暗躍。
将軍にさえ、意見のできる立場の旗本に仕える、
十兵衛とその剣術には、ぐいぐい引き込まれます。
特殊な札を持つ、公的な仕掛人、とでも言いましょうか…
とにかく、面白かったです。
前回の「堀部安兵衛」とは、また違った角度からの
忠臣蔵で、面白かったです。
池波正太郎は、忠臣蔵について、いろいろな方面から
描いているので、大石内蔵助を主人公にした作品など、
読んでみたくなりました。
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文芸春秋編 「鬼平舌つづみ」
鬼平犯科帳に出てくる料理を、現代に再現、
という趣旨の一冊。
なかなか面白く、当時の風俗の一端が垣間見れて、
面白く読めました。
とはいえ、手間隙かける料理は…苦手なのですが…
何とか、見習いたいと思いました。
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池波正太郎 「堀部安兵衛」
さて、2009年も、池波氏の勢いは止りません。
いろいろあって、更新が遅れておりますが、読んではおります。
気長にお待ちください。
上下二冊のなかなかのボリュームでしたが、
あっという間に読み終わってしまいました。
さて、今回は堀部安兵衛、高田馬場の決闘、赤穂浪士の討ち入り、
後半はよく知られているものの、
その前半生は謎に包まれています。
そこは、池波氏の得意とするところ、
読んでいて、小気味がいいです。
高田馬場の決闘などは、舞台でも書いているようで、
氏の思い入れの深さが伝わってきます。
忠臣蔵も、いろいろなものの見方があるんだと思う、一冊でした。
その後、同じ忠臣蔵を奥田孫兵衛と交流のある隠密が、
赤穂浪士とは別に暗躍し、天下の正道を正す、
「編笠十兵衛」も、読みました。ご参照ください。
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池波正太郎 「侠客」
上下二冊の長編です。
幡隋院長兵衛、侠客の元祖とも言われる人物の一生を、
池波テイストで構築します。
浪人、塚本伊織の子、伊太郎の成長と、父の死、
江戸の町並みの変化、戦のない世相の変化、
力をもてあます旗本たちの台頭、旗本奴の登場、
旗本、水野十郎左衛門と伊太郎の若き日の出会い、
など、語り出すときりがありませんが、…。
なぜ、町奴と呼ばれる人たちが登場し、
長兵衛が、その頭となるのか、というのがよくわかり、
旗本奴と町奴の対立、も起こるべくして起こり、
話のスマートさには、相変わらず脱帽いたします。
とにかく、伊太郎の、なかなか、痛快なお話でした。
とりあえず、この本を持って、2008年がやっと終わります。
この一年、がんばりました、ありがとうございました。
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池波正太郎 「獅子」
さて、引き続き、池波氏の真田物です。
前回読んだ、『錯乱』を、信之の立場から見たお話。
事実(史実)の裏の出来事を、いかに語るか、という
池波氏の姿勢がよくわかる作品。
信之の息子が倒れ、時期当主の座を孫に与えるべく、
隠居の身であり、90を越えた信之が、真田十万石存続のために、
一肌脱ぎます。
また、信之の無二の忠臣・鈴木右近忠重との、
老いた二人の寂寥が、作品のテーマのひとつでもあります。
この前段階のお話である、「真田太平記」へと、
来年は、駒を進めたいところです。
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池波正太郎 「真田騒動 -恩田木工-」
さて、真田太平記という、池波氏の大河小説の前に、
真田ものの短編から、はじめています。
直木賞受賞作、『錯乱』をはじめ、真田家を主題にした、
5編の短編集。
真田家というと、関ヶ原前後の昌幸、幸村が有名ですが、
昌幸の子、幸村の兄である徳川方についた、信幸を書いた、
『信濃大名記』が面白かったです。
表題作『真田騒動』は、五代目信安のもと実権を握った
原八郎五郎を倒した、恩田木工の財政改革のお話。
『錯乱』は、徳川幕府成立後、豊臣方にいた父と弟を持つ
信幸への幕府の監視の目と、それを老獪に操る、
よき領主としての信幸が、気持ちよく書かれています。
まさに、池波氏の真骨頂、とも言うべき作品群でした。
その後、同じ題材の視点を変えた、「獅子」も読みました。
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池波正太郎 「夜の戦士」
上下二巻、川中島の巻、風雲の巻で構成されています。
甲賀忍び、丸子笹之助は武田信玄暗殺の命を受け、
塚原卜伝に弟子入りし、武田家に仕官します。
しかし、武田信玄の人柄に引かれ、右腕となり、
甲賀からは裏切り者として追われながら、
信玄の上洛を目指して、暗躍します。
息もつかせぬ展開、夜の戦いには、
非常に緊迫感があります。
これで、一応忍びシリーズ六冊を読んだことになります。
各作品では、主役が脇役になり、
若かったものが年老いて登場し、
入り組んだ様相を呈しています。
伊賀・甲賀・伊那、各地の忍びたち。
これが、時系列的には一番古い作品となり、
それぞれの作品が信長の台頭から、家康の天下統一まで、
ひとつの歴史絵巻になっています。
もう一度、時系列ごとに読み直してみます。
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池波正太郎 「火の国の城」
さて、忍者もの再開です。
前作、「忍者 丹波大介」から五年、
再び、丹波大介が動き出します。
今回の主は、火の国、熊本を治める
豊臣方の猛将、加藤清正。
豊臣秀吉亡き後、いかにしてしのごうと努力し、
豊臣家と徳川家を争わせないか、その一点を
切に思う清正。
主の意向をもとに、丹波大介、於蝶が走り、
血と汗と、謀略が渦巻きます。
なぜに熊本城が築かれたのか、ということがよくわかる
なかなかの作品でした。
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池波正太郎 「剣の天地」
ちょっと、忍者ものを離れましたが、戦国ものです。
上下二巻の、なかなかのボリューム。
剣聖、上泉伊勢守を主人公としたお話です。
関東・上州の大胡の城主として、
隠居後のお話が書かれています。
いかにして、柳生に「活人剣」を伝授するのか、
その人柄が、しっとりと描かれています。
剣の道の険しさを感じる一冊でした。
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池波正太郎 「忍びの女」
さて、池波正太郎忍者シリーズ、
時系列的にはばらばらに読んでいます。
いずれ、時系列に沿って、読み直したいと思いますが。
とにかく、とまりません。
上下二巻のこの作品も、あっという間に読み終わりました。
豊臣家の猛将、福島正則、戦での武勇は知られるものの、
素朴で、実直な戦国武将(つまりは、旧体制…)。
女忍者、小たまはそんな福島正則に近づき…
徳川家康の天下統一と、秀吉亡き後の豊臣家を、
なんとも対照的に描いた力作でした。
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池波正太郎 「忍者 丹波大介」
さて、池波正太郎氏の、忍者シリーズに突入です。
ほかにも5冊ほどの長編があり、
それぞれに登場人物がクロスし、
時代も、武田信玄から、織田信長の台頭、
秀吉から徳川幕府の開始まで、
通史としても楽しめるようです。
今回は、丹波大介の活躍。
甲賀忍びの丹波大介の父は、武田信玄に仕えていた。
父はそのまま、武田家の領内に住みはじめる。
その父亡き後、故郷の父の姉を頼り、丹波大介は旅をし、
修行を積んで甲賀忍びとしての活動を始めるが…
歴史の闇にうごめく、闇に焦点をあてた力作で、
大介は、甲賀を裏切り、丹波忍びとして、一人で活動を始める。
という、痛快なお話でした。
戦国時代を、別の切り口からみるようで、非常に面白かったです。
次の忍びシリーズへ、突き進みます。
丹波大介を主役にした、続編「火の国の城」も、あります。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二十四) 誘拐」
さて、鬼平犯科帳、最終巻にして、絶筆…
読みたいような、読みたくないような複雑な心境ですが…
覚悟を決めて読みました。
前作からの伏線、上方に逃げた、お夏が戻ってくる気配に、
鬼平一行は、動き出します。
もちろん、おまさもその一人。
さて、これから、というところで終わってしまうのは、
梅安シリーズとも、共通であるといえます。
未完であることが、残念でなりませんが、
その未完が、今も鬼平を生き生きと輝かせているのかも、
しれません…。
とにかく、一段落したらまた読み直したい、傑作ですね。
次は、忍びものシリーズに、突入いたします。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二十三) 炎の色」
読書量と更新が反比例しているので、たまには二本更新します。
池波正太郎氏、今回は、鬼平の異母妹、お園が登場し、
火付け盗賊、まさに凶悪犯が登場いたします。
しかも、女盗賊と、密偵のおまさの…関係に、息もつけません。
今回も、鬼平と同心・密偵の、息の合った連係ぶりが、光ります。
次の巻で終わってしまうのね、と思うとこの練りに練った感じが、
逆に、とてもさびしい一冊でした。
とはいえ、次に進みましょう。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二十二) 迷路」
さあ、読書更新をしないと追いつかないので、
今までの遅れを取り戻すべく、がんばります。
今回は、鬼平特別長編。しかも、鬼平自身、同心、
鬼平の身内のまで狙われ、さすがの鬼平も迷路に迷う、
という、渾身の一編。
そもそもの発端は、若き無頼の日々の鬼平自身。
鬼平は、托鉢層に扮してまで、敵を探り出そうとし、
密偵たちも、暗躍します。
盗賊改方の長官としての面子をかけた、戦いです。
非常に力の入った、力作でした。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二十一)」
さて、シリーズも定番の密偵から、新しい密偵に、
同心たちも、変わっていきます。
今回も、盗賊たちのつながりが、色濃く描かれていて、
なかなか目が離せません。
とはいえ、力作ぞろいで、息もつけない、
というのが、正直なところです。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二十)」
やっと、やっとの読書の更新です。
いや、サボっていたのはブログだけで、
読書は、サボらずにがんばっています。
池波正太郎氏の、鬼平シリーズ20巻。
平蔵、同心・与力、密偵、盗賊、男と女、
さまざまなテーマが、複雑に絡み合った鬼平シリーズですが、
脂ののってきた、感じがいたします。
とはいえ、やはり時代背景から、
三箇条の掟を守る丁寧な盗賊は減り、
いそぎばたらき(殺生もいとわない)の盗賊たちが増え、
火付け盗賊改方は、相変わらず忙しいです。
嘗め役、口合人など、実際に盗みに入るための準備や、
周辺のことをする人々の描写が、
さらに、この世界の奥行きを、深いものにしていると感じます。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十九)」
さて、久しぶりの読書更新になってしまいましたが、
やはり、鬼平犯科帳、もはや手放せません…
今回も、なかなかの力作ぞろい。
子を思う親の気持ち、密偵と平蔵の繋がりの深さ、
引き込み役として、盗み先に潜入する女など、
さまざまな局面を、巧みに切り取ります。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十八)」
さて、読書の秋です、鬼平です。
『一寸の虫』では、密偵仁三郎と鬼平の
強いきずな、ゆえに苦しむ両者が描かれます。
犯罪を犯すものと、追うものの本質とは何か、
考えさせられる作品ばかりでした。
また、読み直したい、と思う作品群でした。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十七) 鬼火」
特別長編第二弾、シリーズ17冊目の、「鬼火」。
土地の人々に、「権兵衛酒屋」と呼ばれる、
無口な夫婦の営む居酒屋。
亭主は元二本差らしいが、謎に包まれている。
噂を聞きつけた長谷川平蔵が立ち寄った、その日に事件が。
女房が斬られ、亭主は逃亡する。
ミステリ仕立ての謎解きに、ついに平蔵も斬られ…
まさに、時代劇とはいいながら、第一級のミステリ作品で、
その謎の、闇の深さには…作者の力量を感じます。
やはり、人間の本質、にスポットが当てられていて、
きらりと光る、作品でした。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十六)」
さて、シリーズ後半の、16冊目、
ストーリーも複雑化してきました。
『影法師』では、商家の嫁となった元盗賊を、
火付盗賊改の同心が強請り…
『火つけ船頭』では、妻を寝取られた船頭が放火に手を出し、
その夜、盗賊たちが押し入るのを目撃します。
単純な、勧善懲悪ではないところに、
作者の目は向けられていて、さまざまな角度から、
それを、巧みにえぐり出していきます。
続きを、読みます。
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鬼平犯科帳を読んでいるので、
長谷川平蔵についての感想を、少し。
よく、理想の上司、理想の父親像、などとして評価されます。
確かに、あのてきぱきとした捕り物へ挑む様子や、
弱者に向けられる暖かい目線、
部下や密偵たちへの気遣いなどが、
今も続く、高い人気の秘密です。
そんな上司の下で働いてみたい、というのが人気のひとつで、
確かに、と思わせるものがあります。
でも、実際に上司として居たら、
自分なんかは、あっという間に切腹を命じられ
(問題は、上司以前に自分自身の能力であり…笑)、
理想の上司もくそも、ないような気がします。
しかし、鬼平の人気は、やはりその人物像がはっきりしていて、
盗賊という悪と戦う、そんなひたむきな姿が、
かっこいいのではないかと、改めて思いました。
皆さんも(自身も含めて)、ひたむきに、何かと戦っていますか?
盗賊と戦うのは、今の日本だと、警察の方のお仕事ですが、
鬼平の読者は警察関係だけにとどまらず…
きっとみんな、毎日何かと戦っていて、
鬼平のように切り抜けたい、と思うことがあって、
そんなときに鬼平を読むと、がんばろう、っていう気持ちになって、
現実世界でも、がんばれるのではないか、と
雨の日の朝に、思いました。
改めて、がんばろう!!
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十五) 雲竜剣」
シリーズ初の、特別長編。
鬼平を狙う、謎の剣客。
そして、連続して部下の同心が、その刃に倒れ…
鬼平と、その仲間たちが、未知の敵に立ち向かいます。
非常に読み応えがあり、面白かったです。
息もつかせぬ展開、練りに練られたストーリー、
どれをとっても、いまだに面白いです。
後をひく、一冊でした。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十四)」
シリーズ、第14弾。
確かに、どこかで伊三次が…とは思っていましたが…
あまりにも唐突で、しばし、脱力…。
とはいえ、それが暗黒社会と戦う者の定め。
鬼平が、なぜ読み継がれているのかがわかる一冊。
その他、鬼平が盗賊に化ける、『殿様栄五郎』や、
うさ忠こと木村が、やはり盗賊と間違えられる、
『さむらい松五郎』など、鬼平の周囲の人々も、
成長していきます。
とにかく、続きを楽しみにしていきます。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十三)」
さて、シリーズも後半に入りました。
『熱海みやげの宝物』では、嘗役とよばれる
盗賊の手先が登場します。暗黒社会は、奥が深い。
『殺しの波紋』では、火付盗賊改与力の、
こちらも後ろ暗いお話。
『一本眉』では、急ぎ働きの盗みを嫌うまっとうな盗賊が、
狙った先を別の盗賊に襲われ、その仕返しを。
という、なかなかなお話。
シリーズも安定感を増し、続きが気になります。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十二)」
さて、鬼平シリーズも、折り返し点の12冊目。
『高杉道場・三羽烏』では、かつての剣術仲間であり、
今は盗賊の首領となった男を、平蔵が斬り捨てます。
『密偵たちの宴』は、鬼平のために身を粉にして働く密偵たちが、
酒の席から、いたずら心を起こし、その成り行きから
盗賊を捕らえることに成功。したと思ったら、すべてを
平蔵に見抜かれているという、なかなかの一編。
『二つの顔』では、阿呆烏と呼ばれる女衒の老爺から、
鬼平は話を持ちかけられて…暗黒社会の裏を覗く一編。
『白蝮』では、剣客沢田小平次と因縁の女盗賊・剣士の
壮絶な戦いを、一枚の扇子がいざないます。
どれも、力作ぞろいでしたが、沢田小平次、
結構、好きですね。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十一)」
『男色一本饂飩』では、うさぎこと忠吾が、そちらの趣味の盗賊に
捕らえられ、助け出されるというお話。
『土蜘蛛の金五郎』では、平蔵はむさくるしい浪人となり、
盗賊の依頼で、なんと平蔵自身の殺しを引き受けます。
『泣き味噌屋』では、部下の妻が殺され、その敵討ちに
手を貸す平蔵の、奥深さのみえる一編。
『雨隠れの鶴吉』では、生家を飛び出した盗賊が、
十数年ぶりに戻り、その家に居る、別の盗賊の引き込みをみつけ…
むかしなじみの井関録之助と、平蔵がその始末を引き受けます。
鬼平シリーズも、中盤にさしかかり、
ある意味、一番脂ののったころなのかもしれません。
次が楽しみです。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (十)」
今回も、鬼平ワールドが広がります。
元盗賊で金貸しの取立て屋、長助が、
20年前に捨てた娘のために戦う、『蛙の長助』。
密偵・彦十がむかしなじみと出会うことで、
平蔵を裏切りかけてしまう、『むかしなじみ』。
お熊ばあさんが、平蔵のために力を貸す、
『お熊と茂平』など、力作ぞろいでした。
もともと凛々しい長谷川平蔵でしたが、
ここのところ、それにさらに磨きがかかってきたような、
そんな気がしてきています。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (九)」
力作ぞろいの9冊目。
『鯉肝のお里』では、五郎蔵とおまき、密偵同士が結ばれ、
『泥亀』では、世話になった盗賊の妻と盲目の娘のために尽くす
盗賊に、平蔵が温かい目を注ぎます。
『本門寺暮雪』では、「凄い奴」と遭遇した平蔵が、
なんと、犬に助けられる。
『白い粉』では、ついに鬼平を恐れる盗賊から、
脅された料理人に、毒を盛られてしまいます。
なんとか、窮地は脱するものの、
鬼の平蔵を恐れ、憎む者たちが増えつつあり、
包囲網の狭まる、緊迫感はたまりません。
『狐雨』は、狐憑きのお話で、池波氏の得意とするところ。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (八)」
晴れても、雨でも鬼平の日々(笑)
「用心棒」では、平蔵が頼りない用心棒に力を貸し、
「あきれた奴」では、小柳同心と又八の、
奇妙な友情が描かれます。
「あきらめきれずに」は、剣友・左馬之助の嫁とりのお話。
面白くて、今月は鬼平ばかり読んでいますが、
早くも、8冊目、全体の三分の一を読んでしまいました。
早く読みたいような、じっくり読みたいような、
複雑な心境です。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (七)」
今回も、盗賊たちの人間模様が、だんだんに濃くなってきます。
敵討ちや、盗賊同士の約定による婚礼、など目が離せません。
男をしゃぶりつくす、『掻掘のおけい』や、『雨乞い庄右衛門』など、
力の入った、一冊でした。
止まらない、とはまさにこのことです。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (六)」
シリーズ6冊目、登場人物も増えて、動きも活発になってきました。
『狐火』では、盗賊狐火の名乗る弟と、それを止める兄の姿を描き、
『剣客』では、同心・沢田小平次が師匠の敵討ちを果たします。
そのほか、『大川の隠居』では、ユーモラスな盗賊・友蔵が、
こともあろうに長谷川平蔵宅へ侵入し、
平蔵愛用の父の形見を盗み出し、平蔵と駆け引きを繰り広げます。
仇討ち、盗賊と、どちらかというと血なまぐさい世界ですが、
お話一編ごとに、緩急がついていて、非常に面白いです。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (五)」
『深川・千鳥橋』では、間取りの万三という、
盗賊に絵図面を売る大工が登場します。以前から、
名前だけは出ていましたが、本人の登場です。
このように、盗賊の世界にも、名前だけは出ているけれども、
まだ、姿を見せない人々がかなりおり、
その辺の、今後の展開が気になります。
その他、いろいろな人間模様が、今も読み継がれる
秘密なんだ、と思う一日でした。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (四)」
盗賊には情けのない鬼平も、
義理も人情も知り尽くしているからこそ、
悪には毅然と立ち向かい、また、よい盗賊には、
それなりに、目をかけます。
あわただしい中、新たな仲間を加え、
『夜鷹殺し』では、罪もない夜鷹を殺す、
江戸の、ジャック・ザ・リッパーに対して、
立ち上がります。
解説で、佐藤隆介氏がハード・ボイルド、と評していますが、
確かに、その一面もあります。
しかし、それ以上に面白いのが、「鬼平」なんだと、
思いました。
次も引き続き、読み進みます。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (三)」
今回の鬼平は、ちょっと平和になったために
火付盗賊改の長官を解任となり、
それならちょうどいいやと、幕府に願い出て、
父の菩提である京都に、兎忠と出かけます。
その京都でも、休むまもなく働き、
奈良への道中でも、ふたたび騒動に巻き込まれます。
親友の助けで、なんとか窮地は脱したものの、
留守をしている江戸でも…事件がおきて…
という、なかなか盛りだくさんな一冊でした。
巻末に『あとがきのようなもの』、があり、
池波氏の、長谷川平蔵への思いがつづられており、
大変興味深いです。
面白くて、止まらなくなってきました。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (二)」
さて、読書の波がきたのか、さらさらと二冊目。
女を犯す極悪な盗賊、『妖盗葵小僧』に、鬼平が迫ります。
その他、『谷中・いろは茶屋』、『お雪の乳房』では、
兎忠こと、木村忠吾の姿が、ユーモラスに描かれます。
今までのシリーズ(梅安・剣客)との違いとして感じるのは、
登場人物が多く、よりハードボイルド感が強く、
お話も時間も複雑に入り組んでいて、
作者の力の入れようが感じられて非常に面白いです。
このまま、次に進みます。
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池波正太郎 「鬼平犯科帳 (一)」
読書も、暑いながら続けています。
池波正太郎氏の、鬼平犯科帳シリーズに、
ついに突入いたしました。
梅安、剣客商売と来たら、やはり次は鬼平。
第一作、『唖の重蔵』から、重いテーマでスタートいたします。
盗みに入る側と、捕らえる側、両面から物語は進行し、
どちら側の登場人物も、非常に面白く書かれていて、
あっという間に一冊が終ってしまいました。
続きを読みます。
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池波正太郎 「忍びの旗」
戦国時代の群雄割拠を、陰で支える忍びのものたち。
その生き様や血脈を、戦国武将たちとともに熱く書いた一編。
非常に面白かったです。
とはいえ、自分が武田信玄や家康、北条一族など、
東日本の武将に興味が出てきたからかもしれませんが。
読み応えのある一冊でした。
池波氏には他にも一連の忍者ものがあるので、
読んでみたくなりました。
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司馬遼太郎 「新撰組血風録」
池波正太郎氏、子母澤寛氏の影響で読み始めた新撰組ものも、
司馬遼太郎氏の「新撰組血風録」まで、たどり着きました。
非常に読み応えのある一冊でしたが、新撰組を中心に、
連作短編という、不思議な形式をとっており、一作ごとに
視点の変わる、非常に面白い手法でした。
司馬遼太郎氏は、ほとんど読んだことがなかったのですが、
土方歳三を主役にした、「燃えよ剣」などの作品もあるので、
読んでみたいと思います。
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池波正太郎 「剣客商売読本」
作者の創作ノートや、インタビューを公開した、
製作裏話や、年表、作中に登場する料理のリストなど、
剣客商売の裏の裏まで、という企画の一冊。
楽しく読めました。
剣客商売のラストについて、いろいろな方々が
コメントしておりましたが、やはり、
池波氏のいない今となっては、あそこで終っているのが、
一番いいのではないか、と思いました。
ともあれ、これからも池波正太郎作品を読み続けます。
司馬遼太郎 「新撰組血風録」、購入いたしました。
久しぶりにまた、新撰組ものに帰ってきました。
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池波正太郎 「剣客商売 包丁ごよみ」
剣客商売に出てくる、四季折々の料理を、
実際に作ってみようという企画の一冊。
カラーで料理法の解説もしていて、
なかなか食欲をそそるお話でした。
季節感を出すために、時代小説に料理を登場させる、
という池波氏のスタンスは、時代小説ながらも、
現代の食卓と密接につながっており、その辺も読者獲得に
一役買っていることは、間違いありません。
あまり季節感や料理に縁のない生活をしていますが、
たまには料理もいいなぁ、と思う一冊でした。
とはいえ、池波氏の愛した庶民の味も、
今ではずいぶん、高価なものになってしまいました。
浅利をご飯にのせるだけのシンプルな、「ぶっかけ」なんて、
非常においしそうで、唾液が沁みだしてきましたが、
家で作ったら、結構な値段になるのでは…
最近、朝ごはんを習慣にしつつあります。
とはいっても、食べるのが精一杯で、
作るなどは到底無理なのですが、朝食べておくと、
その後の仕事もなんとなく順調に行くのは、
おそらく気のせいだけではなく、朝ごはんの力なんだと思う、
今日この頃です。
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池波正太郎 「ないしょ ないしょ」 剣客商売番外編
さて、本編は終ってしまいましたが、まだ番外編が残っています。
主人公お福は、いろいろとつらい目にあいながら、
けなげに生きています。江戸へ来て、やっと落ち着いたと思ったら、
郷里の奉公先の剣客を弓矢によって討った、かたきに出会い、
再び運命を翻弄されていきます。
お福の身の回りの人々がその刃に倒れ、お福は立ち上がります。
秋山小兵衛の助けを得て、お福は困難を乗り越えていきます。
池波正太郎氏の、女性の仇討ち物は結構ありますが、
どれも非常に面白いです。
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池波正太郎 「浮沈」 剣客商売十六
シリーズ最終巻にして、長編作品。
あっという間に読み終わってしまいました。
奇しくも、作者の没してしまった67歳という、
同じ年齢で、秋山小兵衛の話も終わっています。
実際には、小兵衛はまだまだ生きるのですが、
作者の不在により、その先のお話は読むことができません。
小兵衛と因縁の剣客とのお話で、
息もつかせぬ展開は、今までの作品と変わりません。
そして、新しい愛の形が明らかとなり…
これから、というところで終わってしまった、
という感はぬぐえませんが、
先への期待が残って終わるほうが、いいのかもしれません。
それが、池波正太郎の作品がいまだに読み継がれている
ひとつの魅力なのかもしれません。
番外編を読んで、また読み直したいと思います。
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池波正太郎 「二十番斬り」 剣客商売十五
15冊目、短編一編と、特別長編という組み合わせ。
特別長編、表題作の『二十番斬り』では、小兵衛が
弟子の危機を救うため、縦横無尽に斬りまくる
痛快な一編。
とはいえ、めまいに襲われ、不安な開幕ですが…
小兵衛の剣の冴えは、少しも衰えません。
剣客商売も残すところあと一冊、「浮沈」だけとなりました。
とにかく一度読んでしまって、また読み直そう、
と思う雨の朝でした。
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池波正太郎 「暗殺者」 剣客商売十四
特別長編、第14作です。
孫と楽しく暮らす小兵衛が、ひょんなことから、
息子大治郎へ迫る刺客の話を聞きつけ、
その敵に立ち向かいます。
不思議な感覚のお話で、人情話、といってしまえば
それまでですが、とにかく、不思議な読後感です。
とはいえ、面白いことは請け合いです。
剣客商売も、残り2冊となってしまいました。
「二十番斬り」、「浮沈」で、終ってしまいます…
早く読みたいような、ゆっくり読みたいような…
複雑な心境です。
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池波正太郎 「波紋」 剣客商売十三
13冊目、五編の短編集。
とはいっても、『夕紅大川橋』は中篇で、同門である、
内山文太と小兵衛の長年にわたる付き合いと、
それでも知らない秘密が明らかとなる、なんともいえない一編。
その他、『消えた女』では、小兵衛の若き頃の一面がみられ、
その他、いずれも剣客として年月を重ねた小兵衛に、
作者の筆は、自身を重ねているのか、冴えています。
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池波正太郎 「十番斬り」 剣客商売十二
池波正太郎、12冊目の剣客商売、七編の短編集。
『白い猫』は、果し合いに赴く小兵衛と猫の出会いと、
剣客同士の関係を書いています。
表題作、『十番斬り』は、病に侵されながらも悪党と戦う、
一人の剣客のお話。
『同門の酒』は、小兵衛の弟弟子の危機を、
小兵衛が助けます。
いずれも、剣客としての生き様、というテーマがしっかりとした
力のある一冊でした。
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池波正太郎 「勝負」 剣客商売十一
剣客商売、七編の短編集。
『勝負』では、仕官をかけた男と大治郎の勝負に、
小兵衛と三冬は、大治郎に負けろ、といい…
堅物の大治郎は、どのように戦うのか。
そうこうしているうちに、待望の息子が生まれ、
小兵衛には、初孫になり、一家は大喜び。
初孫を、小太郎と命名し、『その日の三冬』では、
産後間もない三冬が初めての外出で、
昔の道場仲間の現在を垣間みることになります。
その他、『剣の師弟』、『助太刀』、『小判二十両』など、
いずれも、剣客の世界を描いています。
本日は台風の影響で、大雨と大風でずぶぬれで、
傘も役に立たない状況ですが…
午後は、晴れるらしいです…
なんだかなぁ、というお天気です。
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池波正太郎 「春の嵐」 剣客商売十
シリーズ十作目にして、初の長編。
秋山大治郎の名をかたり、辻斬りが起きる…
単なる個人的な恨みではなく、政治的な色合いが濃く、
息子の危機に、小兵衛が立ち上がります。
大治郎は容疑者となって動けないし、身重の三冬もあり、
小兵衛は、弥七、傘徳、鰻屋の又六、杉本又太郎、
手裏剣お秀など、豪華な顔ぶれの助けを借りて、
なんとか、窮地を脱します。
短編も味わい深いですが、
長編も、なかなか、読ませます。
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池波正太郎 「黒白」 剣客商売番外編
若き頃の秋山小兵衛を主人公に、剣客商売という
作品のきっかけを書いた、上下二冊、
約900頁の長編でした。
「黒白」と書いて、「こくびゃく」と読みます。
秋山小兵衛が師匠の道場の後始末をつけ、
自らの道場を開き、前妻のお貞と結婚し、
大治郎が生まれ育ち、同じ剣客として歩き始める、
という、まさに、剣客商売の胎動期を書いた作品で、
あっという間に読み終わりました。
物語の中心は、真剣勝負を小兵衛に約束した、
もう一人の剣客、同じく道場主でもある、波切八郎の
出奔と、真剣勝負に現われず、血にまみれた
裏の世界に飲み込まれていく様を書き、
小兵衛との対照的な生き方が、丁寧に書かれています。
その他、いろいろな登場人物の関係が、この本によって
いろいろ解き明かされています。
現在、剣客商売九まで読んだところで、
今回この番外編を読みましたが、一度全部読み終わったら、
今度は、この作品から読んでみると、面白いかと思いました。
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池波正太郎 「待ち伏せ」 剣客商売九
七編の短編集。九冊目ともなると、
以前読んだ、仕掛け人藤枝梅安シリーズと比べると、
ずいぶん長いシリーズであり、登場人物、事件なども、
さらに複雑に絡み合ってきているのを感じます。
表題作『待ち伏せ』では、小兵衛の支援者であった
ご隠居が、さまざまな顔を持つことが、大治郎にわかり、
さらには、三冬が身ごもっていることを、小兵衛から
知らされる。
『剣の命脈』では、病に倒れた剣士の、真剣勝負にかける
最後のきらめきを書いています。
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池波正太郎 「狂乱」 剣客商売八
六篇の短編が収められています。
表題作、『狂乱』は、天才的な剣技を持ちながら、
虐げられる一人の孤独な男。
小兵衛が声をかけるものの、一足遅く、
その狂乱が解き放たれ、小兵衛の前に現れる。
悲しいお話です。
その他、『仁三郎の顔』では、
殺人鬼と人情家の二面性をきれいに描きます。
若き小兵衛を書いた、『黒白』上下巻、
購入しました。
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池波正太郎 「隠れ蓑」 剣客商売七
七編の短編集です。
『徳どん、逃げろ』は、傘徳が情報収集のために
賭場に出入りをしていると、
一人の男から、盗みを一緒にやらないか、
と持ちかけられる、いつもとは毛色の違う一品。
しかも、盗みに入るのは、大先生こと小兵衛の隠宅…
知らないふりをして、その話にのる傘徳と男の間の
奇妙な空気とその結末が、さびしいけれども、
絶妙な一品でした。
その他、12年前の愛弟子殺害の謎を解く『春愁』や、
表題作『隠れ蓑』は、敵討ちの追うものと、追われるものの
切なさを書いた一遍。
なかなか力作ぞろいでした。
次が楽しみです。
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池波正太郎 「新妻」 剣客商売六
お話ものってきた、六冊目、七編の短編集。
『品川お匙屋敷』では、三冬の危機に大治郎が走り、
ついに、二人は結ばれます。
表題作『新妻』では、大治郎が罪を着せられた武士を、
それこそ、その武士の妻のために、助けるお話。
『金貸し幸右衛門』、『いのちの畳針』など、
人間関係、金額や規模も大きくなり、シリーズは
大きなひとつの転換点を迎えつつあります。
面白いので、とまらなくなりつつあります、
中でも、御用聞き弥七の手下、傘徳がたまりません。
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池波正太郎 「白い鬼」 剣客商売五
表題作『白い鬼』は、江戸を騒がせる、異常殺人、
その犯人である殺人鬼の剣客と
過去に愛弟子を殺された、小兵衛の息詰まる戦い。
『手裏剣お秀』は、三冬とはタイプの違う、
別の女剣士の登場。
『三冬の縁談』では、またまた三冬が嫁入りを賭けて、
勝負に挑むことになり…大治郎のあわてぶりが…
たまりません。
次に、進みたいと思います。
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池波正太郎 「天魔」 剣客商売四
全八篇、シリーズも登場人物が生き生きと動き出し、
波に乗ってきた感があります。
表題作『天魔』は、魔性の天才剣士と親子の戦いで、
手に汗握る力作です。
小兵衛の老練さはさらに増し、大治郎の剣の力は、
日に日に、強くなっていきます。
また、美貌の女剣士、佐々木三冬と大治郎の
恋の行方も、気になるところです。
面白いので、あっという間に読み進みます。
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池波正太郎 「陽炎の男」 剣客商売三
七篇の短編が収められていて、どれも面白いのですが、
大治郎が剣友のために一肌脱ぐ、『婚礼の夜』、
小兵衛が町人の味方となる、『深川十万坪』などが、
面白かったです。
表題作、『陽炎の男』では、女剣士三冬の理想の相手が、
ゆっくりと、実体化していく、なかなかの一篇。
続きが気になるので、先に進みたいと思います。
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池波正太郎 「辻斬り」 剣客商売二
秋山小兵衛、大治郎親子の剣客物語、二作目の短編集。
頑固親父の切り盛りする酒屋と、小兵衛の交流を描いた、
『鬼熊酒屋』や、小兵衛が夜道で狙われるところから、
江戸の闇の悪事を暴く、表題作『辻斬り』などをはじめ、
前作『剣の誓約』において、大治郎の師を討った、
伊藤三弥が、右腕の復讐に親子に襲い掛かる、
『妖怪・小雨坊』など、あっという間の一冊でした。
続きが、気になります。
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池波正太郎 「剣客商売」 剣客商売一
池波氏の新しいシリーズにとりかかりました。
連作短編なので、ならではの面白さです。
小柄な老剣士秋山小兵衛と、その息子大治郎を中心に、
小兵衛の若い妻おはる、男装の剣士佐々木三冬など、
個性的なキャラクターが18世紀の江戸を舞台に、
さまざまな物語を展開します。
連作短編なので、さまざまな過去が絡み合い、
また新しい物語が生まれてくる様子がよくわかり、
お話に引き込まれていきます。
個人的には、小兵衛の同門、弟弟子であり、
大治郎の第二の師でもある剣士と、
その長年のライバルの生き様を問う、『剣の誓約』や、
剣士ゆえに、強い相手と戦ってみたいという、剣客物語、
『まゆ墨の金ちゃん』などが面白かったです。
これからの大治郎の成長が、楽しみです。
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池波正太郎 「あばれ狼」
初期の頃の短編集です。
面白くて、あっという間に終わってしまいました。
前半三篇は連作の股旅物で、後半は真田ものでした。
もう少し書きたいのですが、ご報告まで。
真田太平記も、気になるところですが、
いつになることやら…
がんばります。
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池波正太郎 「闇は知っている」
中篇、でしょうか。
面白かったので、あっという間に読みました。
17歳の僧侶、隆心は、自分をだました後家を絞殺し、
寺を飛び出し、無頼の暮らしに身を投じる。
名を変え、殺し屋となった美貌の剣士と、
江戸の暗黒街の世界が、たまりません。
方々に顔を出す、香具師の元締も登場します。
引き続き、読んでいきます。
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池波正太郎 「原っぱ」
伊坂氏から浮気して、池波氏を読んでいます。
六十代の劇作家が主人公の、池波氏の小説。
劇作家の牧野、娘の杉江、その子供の高男の
三人が中心となり、失われ行く東京への、
著者の寂しさが伺える作品、中篇ですね。
面白かったです。
今読んでいる伊坂幸太郎氏と、カットバックの手法が、
似ていることには気がついていますが…
また改めて…
明日もがんばります。
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池波正太郎 「青春忘れもの」
雑誌に一年間連載された、池波氏40代の自伝的作品。
いつもの軽快な語り口に、あっという間に読み終わりました。
戦前の幼少時代から、戦争、戦後という激動の時代を
持ち前の負けん気で生き抜いてきた、氏のお話は面白いです。
子どもの頃から、叔父の影響で師匠の長谷川伸との
小さなつながりがあり、戦後保健所に勤めながら、
戯曲を書いていく様子がよくわかり、
親友である井上留吉との20年ぶりの再会など、
氏の小説への一途な取り組みが伝わる作品でした。
年をとってからの自伝的作品にはない、さらりとした
お話でした。
また改めて、氏の作品に向き合ってみようと思います。
今月は、蔵書整理で読書が少し減少してしまいましたが、
また、こつこつと読んでいきます。
通勤の時間が少し長くなりそうなので、
来月は、多くなるといいですね。
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新撰組関連と平行して、いくつか池波正太郎関連の
本も集めはじめていますので、今日はそのことを。
平凡社 「池波正太郎の世界」 コロナ・ブックス、
世田谷文学館 「池波正太郎の世界展」、など
池波正太郎の小説世界のみならず、氏の小説への
スタイルへと迫る図録系を購入いたしました。
世田谷文学館では、平成16年に展示をやっていたそうで…
その頃は、時代小説に見向きもしない頃で…
惜しいことをしましたが、せめて図録だけでもと思い、
手に入れました。
ちょびっとづつではありますが、集めていこうと思います。
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池波正太郎 「近藤勇白書」
京都に行きながらの、新撰組関連作品は、
なかなか、刺激的です。
とはいっても、観光ではなく、二条城付近まで
行ったものの、壬生にまではいけなかったのですが…
次回、機会を見つけて行ってみます。
近藤勇の人物像が、ある意味淡々と書かれていて、
非常に面白かったです。
子母澤寛の新撰組三部作や、
池波氏の「幕末新撰組」など、予備知識が増えた
せいもあるかとは思いますが…
近藤勇、土方歳三が生まれ育った、多摩地域に
生活拠点を置くものとしては、今まで知らなくて、
どうも、すいませんという感じです。
続いて、子母澤寛 「新撰組始末記」を読み始めました。
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子母澤 寛 「新撰組物語」
池波正太郎氏からのつながりで、
新撰組三部作の三作目、読みました。
稗田利八翁の聞書、近藤勇の最期を描いた『流山の朝』や、
近藤勇と土方歳三の会話が、当時を彷彿とさせます。
もちろん、子母澤氏の物語としての面もあわせもつので、
すべてを鵜呑みにするわけにはいきませんが、
新撰組の世界が確実に伝わってきて、
これが基本の教科書となっている理由もうなずけます。
過去、「新撰組遺聞」は、こちら。
次は、一作目「新撰組始末記」を読んで、
それから、永倉新八の「新撰組顛末記」、
池波正太郎の「近藤勇白書」に進みたいと思います。
この際だから、いろいろな新撰組を読んでみたいですね。
子母澤寛 「新撰組始末記」、追加しました。こちら。
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子母澤 寛 「新撰組遺聞」
池波正太郎氏の先輩にあたる、大御所の
新撰組三部作の第二作目。
第一巻、「新撰組始末記」がほしかったのですが、
書店になかったので、邪道ながら途中から。
池波氏のエッセイなどの中で、子母澤氏のひととなりや、
お話を聞いていて、池波氏も参考にした書物だけに、
非常に面白かったです。
聞き書き、という体裁をとっていはいますが、
それが垂れ流しではなく、非常にさらりとしていて、
しかし、的確に情景を思い浮かべることができて、
旅先の電車の移動時間を忘れるほどに、
あっという間に読み進んでしまいました。
一巻、三巻「新撰組物語」も、当然読み進みます。
京都にいながら、京都の新撰組のお話を読むのは、
やはり、刺激的でした。
新撰組めぐりで京都へ行くのも、面白そうですので、
いつか必ず行ってみます。
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池波正太郎 「西郷隆盛」
西郷隆盛の生涯を追った、中篇。
新撰組のお話から、幕末明治維新にかけて興味が
湧いてきているところなので、あっという間に読み終わりました。
歴史の教科書では、西郷隆盛の事はあまり触れられておらず、
どういう人なのか、ということに疎かったのですが、
薩摩のお家事情や、2回の島流しなどを受けながらも、
大きな存在としての西郷が、面白かったです。
西郷さんといえば、上野の西郷さんの銅像が、
奥さんいわく、えらく似ていない、という話が有名ですが、
実際のところ、どうなのでしょうか?
興味が湧いてきたので、調べてみます。
また、幕末明治関連の本を、読んでいきます。
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池波正太郎 「賊将」
6篇の短編集。というよりは、応仁の乱を書いた
『応仁の乱』が中篇といってもいい作品で、
力の入った作品でした。
面白く、あっという間に読み終わりました。
『秘図』では、絵を中心にした男女の物語が展開し、
表題作『賊将』では、幕末~明治の桐野利秋を書き、
その後の「人斬り半次郎」(未読)へと膨らんでいきます。
昨日、池波正太郎記念文庫を訪れたこともあり、
池波氏の作品を読みながらも、いつ書かれたものなのか、
年表的なことが気になります。
この作品群は、直木賞受賞直後のものだそうで、
氏のこれから、という意気込みと野心が伝わってきます。
今年も、池波作品を読み続けること、間違いなしです。
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本日は、上野方面に用事があったので、
台東区にある、池波正太郎記念文庫を訪問しました。
書斎の復元や、著作・自筆原稿・絵画などが展示してあり、
池波氏の執筆の様子を垣間見ることができました。
よく、エッセイなどで忙しくて元日から働いて、
年末だけ少し休む、という話を聞いていましたが、
長編の年表を見る限り、確かに忙しそうで、
作家の大変さを感じました。
信州上田にも、真田太平記館があるそうなので、
いつか小説も読んで、行ってみたいですね。
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池波正太郎 「幕末新撰組」
池波氏の、新撰組関連の長編。
剣術では近藤勇以上と噂された、永倉新八に焦点を当て、
新撰組の活躍を追いかけます。
永倉新八という人物に引き込まれて、あっという間に読み終わり。
新撰組の活躍という歴史的事実を背景に、
新撰組の人々の生き方を、永倉新八の目からじっくりと見ていて、
有名な新撰組の、異なる側面が見えて、新鮮でした。
永倉新八は、77歳まで明治時代を生きた貴重な人で、
永倉氏自身、「新撰組顛末記」など、当時のことを
書き残しているので、さらに調べて読んでみたくなりました。
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池波正太郎 「乳房」
移動中に読む本がなくなって、あわてて購入。
よく知らずにページをめくっていたら、
鬼平こと、長谷川平蔵登場…
鬼平犯科帳の外伝ともいうべき作品でした。
とはいえ、面白かったです。
題材は、過去に短編で読んだ、
男に「不作の生大根」といわれていた女の、
流転の人生を軸に、江戸の人々の生き様が、
たくさん詰め込まれています。
この感じで行くと、鬼平もすんなりいけそうなので、
今年は行ってみようかと考えています。
まあ、気長に行きます。
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池波正太郎 「あほうがらす」
2008年の1冊目は、池波正太郎氏の短編集。
11篇の短編が収められています。
短編集ばかり読んでいるので、さすがに重複するものが
出て来ていますが、読み直しても、面白いです。
表題作、『あほうがらす』は、裏社会の人々を
巧みに書いています。
『狐と馬』は狐がとりついて、人が変わるという、
ユーモラスな作品。
今年は、シリーズ物にも手をつけたいのですが、
さて、どうなるか。
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池波正太郎 「殺しの掟」
9編の短編集で、仕掛人藤枝梅安シリーズの
前身となる作品集。
どれも面白く、あっという間に読み終わりました。
「梅雨の湯豆腐」では、梅安シリーズでもおなじみの、
彦次郎が、仕掛人として登場します。
その他、仕掛人と、その周囲の人々が登場します。
次は、ちょっと池波氏を離れ、
柴田よしきさんを読んでいます。
また、ご報告いたします。
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池波正太郎 「男の系譜」
小説というよりも、語り下ろしという、異色の一冊。
戦国・江戸・幕末維新の男達の生き様を、
池波氏が熱く語り、それを一冊の本にまとめたもの。
短編集のようで面白かったのですが、
口語調なので、短編集と比べると、
ちょっと違和感があります。
番外編で、女性の話もあり、構成的には
面白かったのですが、
やはり、その膨大な知識から生み出される物語、
言葉から、筆へと写された池波作品が、最高です。
しかし、氏の講演などを聴いたことがないので、
聞いたことのある方には、イメージがさらに
湧くのかもしれません。
とはいっても、氏の知識の量には、瞠目です。
次も、池波正太郎の短編集を手に取ります。
年末年始、忙しい合間を縫って、読書を続けます。
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池波正太郎 「上意討ち」
11篇の短編集。
非常に読み応えのある一冊でした。
身分社会である武家社会の葛藤を中心とした、
男と女が織り成す物語。
表題作、『上意討ち』では、自分ではなく、
殿様の仇討ちを命じられ、追いかけはするものの、
相手を討つ気にならない武士を描きます。
そのほか、新撰組関連も充実。
明治の世に生き残った、永倉新八のお話、
『龍尾の剣』が面白く、新撰組の話を
読んでみたくなりました。
どうも、休みというと、疲れが出るのか、
読書が進むので、ブログ的にはいいのですが…
次も、池波氏の作品を読んでみようと思います。
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池波正太郎 「武士の紋章」
8編の短編が収められています。
表題作「武士の紋章」では、真田幸村の妹を娶り、
徳川幕府ににらまれながらも、飄々と生きる
滝川三九郎を描きます。
真田幸村・信之などの真田もの、安兵衛の、
高田馬場の決闘など、時代物も面白いです。
しかし、今回は後半の、相撲を扱った『三根山』、
植物学者、『牧野富太郎』などの現代ものが、
非常に面白かったです。
世界的な植物学者、牧野博士については、
池波氏は舞台のために、95歳を過ぎた牧野氏自身に会い、
早くにして亡くなった愛妻との、研究に費やした貧乏時代を、
直接聞いている様が描かれます。
初期の頃の作品で、いろいろなお話が、
テンポよく、盛り込まれています。
次もまた、池波氏の短編を読もうと思います。
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池波正太郎 「夢の階段」
池波氏の初期の頃の、現代物の短編集。
師である長谷川伸氏の会に出入りしていた頃の作品で、
戦後の中、たくましく生きる人々を描きます。
中でも、母親や弟さんのことなど、戦争体験、税務署も含めて、
池波氏の実体験が色濃くベースになった作品群です。
もちろん、池波氏独自の文体はすでに構築されつつあり、
舞台を戦国や江戸に移せば、そのまま後期の作品群と
結びついていきます。
非常に面白かったです。まだまだ、現代物もあるようなので、
探して読んで行きたいです。
次も、戦国物の池波氏の短編を手に取りました。
今年も、池波正太郎で年が終わりそうです。
でも、一緒に占い関係の本も買ったので、
また更新していきます。
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今日は、今も読んでいる、池波正太郎作品について。
過去に、映画・食にまつわるエッセイは読んでいましたが、
今年に入って、歴史・時代物を読みはじめました。
11月までの読書、59冊中、23冊が池波正太郎の作品で、
その比率の高さは、結構なものです。
昭和を語るエッセイも入っていますが、時代物中心です。
個々には、池波正太郎参照。
短編集が多いのですが、戦国ものから江戸、幕末まで。
なかでも、11月の後半からは「仕掛人 藤枝梅安」シリーズを
手に取り、その面白さに、のたうち回っています。
あっという間に読み終わってしまったのが、面白さを如実に示します。
シリーズ後半では、「鬼平」や「剣客」との接点も提示されており、
興味は尽きません。
シリーズものとしては、「鬼平」、「剣客」、「真田太平記」ですが、
どれから手をつけたものかと…今から悩んでいます。
「剣客商売」の番外編「まんぞく、まんぞく」など、それと知らずに、
読んでいる自分がいました。
著作リストを調べたら、自分の貧弱な読書ペースでは、
なかなか読み終わらないほど、膨大なものがあります。
今年残りと、来年、再来年と、読み続けて行きたいですね。
しばらくはまた、短編集から、攻めて行きます。
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池波正太郎 「おせん」
女性を主人公にした、13篇の短編集。
江戸に生きる女性像を、さまざまな角度から、
筆者の独自の視点で描きあげます。
非常に面白かったです。
敵討ちから、ねこのお千代まで、
楽しく読めました。
この独特の文体は、やはり
戯曲などで鍛えたものなのでしょうね。
次も、池波氏の短編を読む予定です。
今月は、池波氏の小説しか、読んでいない自分がいます。
というか、今年から読みはじめた池波作品に、
どっぷりと、はまっております。
結構な冊数読んでいますね。
また、その辺もあらためて、ご報告いたします。
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池波正太郎 「谷中・首ふり坂」
短編集で、11篇収録。
粒ぞろいとはまさにこのこと。
『尊徳雲隠れ』では、民衆を味方につけた、
二宮金次郎の、人間的な一面を描きます。
『夢中男』では、父の敵を討つために、
自分の知らなかった一面を見る男を描き、
『伊勢屋の黒助』は、池波氏の好きな、
ねこのお話。いいお話です。
『内藤新宿』では、新宿のかつての面影を
丹念に追いかけています。
内藤新宿には、自身も思い入れがあり、
楽しく読ませてもらいました。
池波氏の著作リストを調べていて、
その量に、圧倒されています。
来年も、気長に読んでいきたいですね。
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池波正太郎 「黒幕」
11編の短編が収められています。
どの作品も短いながら、読みごたえがありました。
この短編から、多くの長編や、真田太平記に
つながっていくのかと思うと、非常に面白い一冊でした。
『雲州英雄記』 尼子家の豪傑、山中鹿之助。
「英雄にっぽん」と同じ題材です。
そのほか、戦国時代を中心に、真田ものなど、よりどりです。
表題作、『黒幕』は、家康に仕える山口新五郎の
歴史の表に出ない活躍を描き、
一方唯一の幕末もの、『開化散髪どころ』では、
かつて戦ったもの同士の桐野利秋と、
散髪屋を開いた助三郎の出会いを描きます。
次も、池波正太郎氏の短編です。
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池波正太郎 「梅安冬時雨」
仕掛人、藤枝梅安シリーズ7作目、
最終作にして、絶筆。
白子屋菊右衛門とのしがらみで、
仕掛人に追われる身となった梅安。
鍼医者としての仕事もほとんどできなくなり、
仕掛人としてのしがらみを果たしたとき、
その心境に大きな変化が現われます。
物語りも佳境にさしかかり、さあ、
梅安と彦次郎がいつものように…
というところで、物語は絶筆となっています。
もちろん続きが非常に気になるのですが、
こればかりはどうしようもありません。
他の人が話を引き継いでも、
やはり、それはまったく別の話になってしまいます。
しばらくは、梅安の余韻に浸りながら、
映画などつまみ食いして(笑)、短編集を読み、
それからまたシリーズものにチャレンジしたいです。
何度も書いていますが、また時間を置いて、
再び梅安シリーズも読み直します。
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池波正太郎 「梅安影法師」
仕掛人、藤枝梅安シリーズ6作目、
白子屋菊右衛門との戦いの後に、
その恨みから梅安一行は付け狙われます。
おちおち、商売もしていられないような状況、
しかし表の鍼医者としての梅安は、いつでも
苦しむ人の味方です。
物語が、追うものから追われるものへと、
大きく転換していきます。
非常に面白いです。
次巻が最終巻(絶筆)ですが、物語は
大きなうねりとなって、止まりません。
たまりません。
最近、朝に更新するのが、日課になりました(笑)
でも、毎日更新できるので、いいかもしれませんね。
この調子で、今年は乗り切りたいですね。
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池波正太郎 「梅安乱れ雲」
仕掛人、藤枝梅安シリーズ5冊目。
白子屋菊右衛門との、息詰まる戦い。
ルールなどない白子屋の振る舞いに、
ついに、梅安の怒りが炸裂します。
梅安を気遣う、彦次郎と十五郎、
あつい友情の話でもあります。
前にも書きましたが、このシリーズ、
話にぐいぐい引き込まれて、駆け足で読んでしまうので、
もう一度、今度はゆっくりと読み直したい作品です。
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池波正太郎 「梅安針供養」
仕掛人、藤枝梅安シリーズ四作目、
シリーズ初の長編です。
とにかく、面白いです。
今まで、いろいろな人に薦められていたのに、
何で読まなかったのだろうと、後悔しています(笑)
シリーズ短編から長編へ、あるいはその逆に
長編から短編へというお話は、
ともすればいろいろ無理が出てくるものですが、
そんなこともなく、すっきりと仕上がった作品でした。
非常に面白かったです。
今回は、それなりに名のある武家の奥方を仕掛けるため、
梅安、彦次郎、十五郎が暗躍します。
三人の身に起ころうとすることを、
そこかしこに含まれた伏線が暗示していて、
ぐいぐいお話に引き込まれていきます。
続きが気になるので、今日は帰りに本屋に寄ります。
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池波正太郎 「梅安最合傘」
仕掛人 藤枝梅安シリーズ三作目、短編集。
とはいうものの、前後の話は時系列はつながっていて、
いつもの面々が活躍し、今回もあっという間に
読み終わりました。面白いです。
道場の跡継ぎ問題から、流浪を余儀なくされ、
梅安たちと同じ道に踏み込みはじめた、
十五郎のその後が、気になって仕方がありません(笑)。
駆け足で一度読んで、また、ゆっくりと手に取りたいような、
そんな作品群です。
池波氏の絶大なる人気の秘密を垣間見たような、
そんな気分になりました。
次の作品はシリーズ初の長編、楽しみです。
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池波正太郎 「梅安蟻地獄」
仕掛人、藤枝梅安シリーズの第二作目。
やはり、短編集です。
表の、人を救う鍼医者としての梅安と、
裏の冷めた目つき…たまりません。
彦さんや、十五郎、おもんといった脇も渋いです。
とにかく面白いです。
そして、やはり料理の描写も面白く、
珍しく食欲の湧くお話でした。
四作目まで、購入しました。
次回作もやはり短編集ですが、
四作目の「梅安針供養」は、初の長編だそうです。
今から、楽しみです。
それにしても、今月は思ったよりも読書が進んでいますが、
吸血鬼、ファンタジー、対談集、ガラス瓶、ミステリー、
池波正太郎、と相変わらずな混沌具合…
まあ、それはそれで面白いのかな、とも思うのですが…
いかがでしょうか…?
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池波正太郎 「殺しの四人」
藤枝梅安シリーズの、第一巻。
四編の短編が収められていますが、
あっという間に読み終わりました。
面白かったです。
梅安と、彦さんのかけあいが、
なんとも楽しいです。
かなり虜になっています。
シリーズの続きが気になって、
明日にでも、本屋に行きたいところです。
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池波正太郎 「若き獅子」
表題作、『若き獅子』の高杉晋作、
小栗上野介、松平容保、葛飾北斎、新撰組など、
江戸時代を生きた人々を活写する、歴史エッセイ集。
幕末の話が中心で、過去に読んだ「戦国と幕末」と、
セットで読むと面白さが増すと思います。
買った本
関野吉晴 「関野吉晴対談集-グレートジャーニー1993~2007-」
やっと、風邪が抜けてきたので、
また、更新していきます。
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池波正太郎 「作家の四季」
文庫収録初エッセイの5冊目、
どうやら、これで一段落みたいです。
年代順に5冊並んでいて、
どれも面白いのですが、
今回は、その最晩年の時期のものです。
面白かったです。
海外のこと、映画のことなど、
相変わらず、池波節が健在。
気学の先生から、80までは生きるといわれ、
そのつもりだった池波氏、
もう少し長生きしていたら、
また違った話が読めただろうと思うと、
残念でなりません。
池波氏の作品は、読み続けていきます。
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池波正太郎 「新しいもの古いもの」
未収録エッセイの4冊目、フランスに行ったりする、
エッセイでも読むことのできる時代(昭和50年代)
になってきました。
でも、連作エッセイでは語られないことが
そこかしこにちりばめられていて、
あっという間に、読み終わりました。
面白いです。
新しいものは、常に古いものから生まれる、
という氏の言葉通りで、戦後昭和という、
あわただしい時代の中で、戯曲からはじまり
時代小説を書いていた池波氏の、エネルギッシュな
スタイルをうかがえる一冊です。
池波氏の師匠、長谷川伸氏の小説も、
読んでみたいですね。
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池波正太郎 「わが家の夕めし」
池波氏の文庫初収録エッセイ、表題から、
食べ物づくしを想像しますが、
それだけにとどまらないのが、氏の魅力。
軽妙な文章のおかげで、やはり、
あっという間に読み終わりました。
以前、池波氏の食べ物エッセイに誘われて、
日本橋三越の、特別食堂まで、
うなぎを食べに、足を運んだことを思い出しました。
おいしかったなあ…
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池波正太郎 「剣法一羽流」
池波氏の短編集、7編収録。
表題の剣法物、敵討ちなど、江戸物4編、
『冬の青空』、『小泉忠男の手』、『土俵の人』など
3篇の現代物も収録されています。
それぞれに、喧嘩っ早い運転手、
腕のいい歯医者ながら、ストレスを抱える男、
相撲取り、を題材にしています。
昭和30~40年代のエッセイを読んでいることもあり、
こちらの現代小説も、池波氏の若かりしころの事が
織り交ぜられているように感じられ、面白く
読めました。
現代を始点に江戸を書くのか、
江戸を始点に現在を書くのか、
といった、池波氏の視点のあり方を、
みることができたような気がします。
まだ、しばらく池波熱は続くと思われます。
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池波正太郎 「わたくしの旅」
文庫収録初エッセイの二冊目、
旅の電車の中で、あっという間に読み終わりました。
各地での思い出が、面白いです。
九州にいってみたいなとか、旅に誘われる
おすすめの一冊です。
次は食べ物の話のようなので、
こちらも期待しています。
池波正太郎というと、やはり
江戸、酒と食べ物、旅、舞台(映画も含む)というのは、
切っても切れないものだと感じます。
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池波正太郎 「おおげさがきらい」
文庫版初収録のエッセイ集
どれも短いものばかりで、長くても4・5頁ながら、
その完成度は、うならせるばかりです。
食べ物のこと、作家になる前のこと、
作家になってから、役に立った体験などを、
きれいに振り返っています。
連作短編ではなく、単発で発表したものばかりですが、
年代ごとに並べると、作者のそのとき、
その時代を切り取っていて、
非常に面白いです。
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池波正太郎 「抜討ち半九郎」
七編を納める短編集。
面白いです。
『女と奸臣に滅ぶ沼田城』は、沼田万鬼斎のお話、
前回の「まぼろしの城」の、エッセイ風の一編で、
史実に沿った話のようで、のちの「まぼろしの城」では、
どのように肉付けされたのかわかる、面白い読み物です。
そのほか、間者や敵討ちの話で、
いろいろな長編小説の、元になったような、
凝縮された一冊です。
さらに、いろいろ読んでみます。
暑さも…一段落してくれるといいのですが…
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池波正太郎の中篇。
戦国のはじまり、上州沼田を本拠とする沼田万鬼斎と
側妾として仕えるゆのみと、その父で野心家の新左衛門。
万鬼斎の息子たちと、ゆのみとその子、父が城主の座をかけて
覇権を争い、戦国の混乱に飲み込まれていく様子を書く。
面白い一冊でした。
次も、池波正太郎の予定でおります。
暑いですが、負けないようにがんばります。
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キーボードと、ディスプレイだと、
自然と多くなります…笑
恥ずかしい限りですが…
問題ありましたら、ご指摘ください…
今日も、原田佐之介の「佐」を、「左」と書いていましたので、
恥ずかしながら、訂正いたしました…
気をつけますが、気付いた方、ご一報ください…
今日は図書館に行って、いろいろ調べました。
更新、読書、がんばります!!
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池波正太郎 「卜伝最後の旅」
池波正太郎の短編集、6編が納められています。
表題作、『卜伝最後の旅』も、剣聖の知られざる戦い方を書いて、
非常に面白いです。
『北海の男』では、再び間宮林蔵の、シーボルト事件以来の、
隠密活動と晩年が書かれています。
『剣客山田又蔵従軍』では、人切り半次郎こと、
桐野利秋に惚れ込み、
西郷隆盛、桐野とともに西南戦争を垣間見る、山田又蔵を書きます。
前回の作品集からも、明治維新前後の近代史に興味が
出てきているので、
その辺の作品を、続けて読んでいきたいです。
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池波正太郎 「炎の武士」
短編集で、四本の短編が収められています。
表題作、『炎の武士』では、武田軍に囲まれた城を
脱出する、一人の武士の戦いを書く。
『色』では、土方歳三の京都での色を書き、
『北海の猟人』では、間宮林蔵の樺太探検、
『ごろんぼ佐之助』では、新撰組の隊士、
原田佐之助を、それぞれ生き生きと書きます。
後半の三人は歴史の教科書にも出てくるような
人物たちですが、ぼくは不勉強でほとんど知らず、
ただ、これをきっかけに幕末の動乱に興味がわきました。
新撰組の長編なども書かれているので、
読んでみたいと思います。
大満足の一冊です。
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関ヶ原の合戦、忠臣蔵、新撰組を軸とした、
なんともいえないテイストの、歴史エッセイ。
なんともいえないというのは、非常に魅力的な、
という意味で、非常に面白いです。
軽妙な語り口に、ぐいぐい引き込まれて、
あっという間に読み終わりました。
個人的には、古代(奈良・平安)を中心としている人間なので、
どちらかというと、幕末は守備範囲外でしたが、
池波氏の新撰組のお話も、読んでみたくなりました。
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尼子氏に仕え、尼子党を率いる快男児、山中鹿之助のお話、
毛利に敗れ、故国復興を目指す鹿之助は、織田信長の配下となり、
戦いに明け暮れる。
なんともいえない、鹿之助を中心とする人物群像が、
非常に面白いです。
歴史小説の楽しさを再認させてくれる一冊です。
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泥棒さんを中心にした短編集…
鬼平こと、長谷川平蔵、「鬼平犯科帳」とも、
密接につながるお話です。
「鬼平」も、そろそろいってみようかと思います。
仕事は、明日で一段落の予定です。
がんばります。
更新も、がんばります。
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池波正太郎 「元禄一刀流」
電車通勤なので、読書が進みます(笑)
元禄一刀流、短編集です。
題名の作品は、忠臣蔵をめぐる、
浅野、吉良、両家に別れてしまった、
道場の兄弟弟子のお話。
この作品のみならず、
仇討ちに対して、討たんとするほうと、
討たれるほうと、両者の視点が入り乱れ、
池波氏の文才にうなる一冊です。
前回の「熊田十兵衛の仇討ち」とも同時期の作品で、
非常に読み応えのある一冊です。
個人的には、新陰流の開祖、上泉伊勢守の
剣聖としてではなく、戦国武将の時代に的をあてた
『上泉伊勢守』が、好きです。
あと、やっぱり仇討ち物ですが、『兎の印籠』、
「かたき討ち」が好きですね。
短編というか、本当に短い、エッセイのような作品が、
やはり、氏の作品の中では、ダントツな気がします。
これから、長い作品も読んでみます。
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池波正太郎 「熊田十兵衛の仇討ち」
短編集です。
非常に面白いです。
連作ではありませんが、仇討ち、あるいは
人間のつながりを書いた短編集です。
個人的には、うなぎの蒲焼をうまく小道具として使った
『顔』が好きです。
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池波正太郎 「まんぞく まんぞく」
男勝りの、女剣士のお話。
かつての事件がきっかけで、剣一筋の生活を送る
男装の剣士、真琴…
江戸時代、という社会、武家社会の構造が
わかる、面白い一冊です。
これからも、池波作品を続けて行きたいです。
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池波正太郎 「雲ながれゆく」
やっと、今月の一冊…
池波正太郎の「雲ながれゆく」…
非常に面白いです。
池波作品(三大作品)を読んでいないので、
邪道といわれてしまうかもしれませんが、
池波正太郎の書く、女性の視点から見た
江戸時代というものも、非常に面白いです。
続けて、女性物を読んでいきます。
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池波正太郎 「夜明けの星」
父の敵を探すうちに殺人を犯し追われる身となり、
闇世界の仕掛け人となった辰蔵…
辰蔵に父を殺された煙管師の娘お道
闇の世界で暗殺を繰り返す辰蔵と、
表の世界で健気に暮らしていくお道、
二人の運命のもつれ合いを書く中篇。
力作です。あっという間に読み終わりました。
実は、池波正太郎、時代小説はほとんど読んだことがありません。
「銀座日記」や、「散歩のときに何か食べたくなって」など
食にまつわるエッセイは、非常に面白く、なおかつ
懐かしい昭和の香りにひかれて、ほとんど読んでいますが、
かの有名な、「鬼平」、「剣客」、「梅安」などは、まだ手が出ていません。
時代小説は、今まではあまり読んできませんでしたが、
これからのお楽しみにしたいと思います。
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