お悔やみ 訃報:リチャード・マシスン

ホラー界の巨星、眠りにつく。

「地球最後の男」、「激突」、「奇術師の密室」、

「ある日どこかで」、「奇跡の輝き」、

「運命のボタン」、「縮み行く男」、・・・・・

数々の映画、脚本、トワイライト・ゾーン・・・・・・・・・・・・

ホラーとは何なのか、恐怖とは何なのかを教えてくれた、

大先生でした。

ただただ、お悔やみ申し上げます。

ゆっくりと、おやすみください。

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井形慶子 『運命がみえる女たち』

井形慶子 『運命がみえる女たち』

久しぶりに、オカルト。

占い師は本当に運命がみえるのか、

潜入調査を通して、占い、運命の謎に迫ります。

ノンフィクションと銘うってますが、そこは読み物。

原題は『夜にそびえる不安の塔』。

誰もが持つ不安の塔へのアプローチ方法、

作者の場合の対処法。

未読ですが、作者のライフスタイル指南書の延長にある

一冊かと推測。

個人的には原題が好きですが、売れないだろうなあ、これだと(笑)。

題名変えて、売れるといいですね。

他の作品も読んでみます。

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リチャード・マシスン 『運命のボタン』

リチャード・マシスン 『運命のボタン』

アイアムレジェンド」でおなじみ、

巨匠、リチャード・マシスンの短編集。

13篇が収録されており、どれも粒揃い。

表題作、「運命のボタン」は、

ボタンを押すともらえる富と、引き換えに失われる命、

というバランスを、絶妙に描いています。

どれも、あっと驚く結末が用意されていて、

非常に読み応えのある一冊でした。

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神永 学 『心霊探偵八雲 SECLET FILES 絆』

神永 学 『心霊探偵八雲 SECLET FILES 絆』

シリーズ番外編、八雲の中学生時代を描く、二編。

今まで、断片的に語られてきた過去のことなので、

興味津々。

視点も、初めて八雲自身の視点が登場。

いろいろなことがわかる、先を読む上で、

大切な一冊、という気がしました。

とはいえ、中学生の八雲のトンガリ具合とか、

なかなか、面白く読むことができました。

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パウロ・コエーリョ 「アルケミスト」

パウロ・コエーリョ 「アルケミスト -夢を旅した少年」

ブラジルの作家、パウロ・コエーリョの作品。

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原から、

夢にいざなわれ、財宝を求めてピラミッドへの旅に出る。

さまざまな前兆に従い、錬金術師に導かれ、

多くの人との出会い、別れを通じて、

人生の知恵を学んでいく、非常にストレートなお話。

 

他にも多くの作品があるようなので、読んでみたい作家の一人。

その後、「11分間」、読みました。御参照ください。

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早川書房 「SFマガジン 2009年9月 栗本薫 追悼」

早川書房 「SFマガジン 2009年9月 栗本薫 追悼」

本屋さんで見つけて、購入。

まさに、青春時代の作家の一人。

魔界水滸伝に衝撃を受け、グインサーガも

伊集院大介シリーズも、その他もろもろ、

読んでいました。

乳がんと戦い、精力的な活動は、いつも

まぶしかった。

グインサーガの結末が見られないのは、

さびしいですが、らしいといえば、らしいと納得。

 

ゆっくりと、お休みください。

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エリザベス・キューブラー=ロス 「死ぬ瞬間」

エリザベス・キューブラー=ロス 「死ぬ瞬間」

伊坂幸太郎氏の、「終末のフール」を読んで、

参考文献から、気になったので、読みました。

精神科医であった著者の、終末患者との対話。

それを通して見えてくる、死への五つの段階。

否認・怒り・取引き・抑うつ・受容、それらに対して、

実際のインタビューを基に解説していきます。

 

氏はその後、臨死体験から死後の世界まで、

活動の幅を広げていき、評価の分かれる人物ではありますが、

この本は、臨床精神科医としての、立派な著作。

 

池波正太郎氏も、常に自分の「死」というものを念頭において、

毎日を過ごしていた、とエッセイにあったりして、

「死」という、出来れば普段避けたい問題、

けれども、決して避けて通れない問題に対して、

考えさせる一冊でした。

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神永 学 「心霊探偵八雲 5」 つながる想い

神永 学 「心霊探偵八雲 5」 つながる想い

シリーズ5作。今回は、幽霊スポットを巡るビデオと、

15年前の時効間際の惨殺事件、

八雲の母親と、父になる予定だった男など、

八雲の過去が焦点となります。

開始そうそう八雲が失踪し、後藤刑事も姿を消し、

物語は、晴香、石井刑事と新聞記者の真琴が、

二人を探す展開となります。

面白かったです。

前回の、八雲の姉と名乗る人物も登場、

スピーディーな展開で、あっという間に了読。

続きが楽しみな一冊。

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神永学 「心霊探偵八雲 四」 守るべき想い

神永学 「心霊探偵八雲 四」 守るべき想い

さて、シリーズ四作目。

教育実習の小学館を舞台に、

学校の怪談をベースに物語は進行します。

後藤以下、警察のおまぬけはご愛嬌(笑)

まあ、リアルを求める小説ではないので。

過去に起きた学校の火事、呪われたと話す小学生と、

舞台装置はややべたですが、肩肘張らずに楽しめる一冊。

八雲の姉を名乗る女性も登場し、これからが楽しみです。

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鏡 リュウジ 「オルフェウスの卵」

鏡 リュウジ 「オルフェウスの卵」

 

携帯から地道に更新。

占星術研究家である氏の、

神話を題材にした連載エッセイ。

話題は多岐にわたり、

楽しく読める一冊でした。

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