七夕の日に、星座について
なんだか、浮かないことばかり書いていてもいけないので、
せっかくの七夕なので、少しロマンを…
織姫と彦星が、年に一度出会える、今日という日、七夕。
あいにく、東京は曇り空で、天の川の両側の二人の姿は、
みることができませんが、雲の上では、そんなことはお構いなしに、
年に一度の逢瀬を、楽しんでいることでしょう。
むしろ、下世話な下界から隠れて、
のびのびしているかもしれません(笑)。
短冊に願いは書いていませんが、
ここのところのささくれ立った心が、少しでも安らかになるように、
地には平和を、と祈りをささげます。
人は、古来から、夜空の星を見上げ続けて来ました。
我々が住んでいる世界の、上位の世界と認識し、
天からのメッセージを、吉凶の占いと結びつけたり、
天からの声が、夜空に現われると信じられ、
かつては、星空を見上げるという行為には、神聖な意味が、
たくさん含まれていました。
太陽や月は神様の姿であり、また星ひとつひとつも
日本で言うところの、八百万の神様が、
星の世界にも当てはめられている、とも言えるかもしれません。
星座の世界は、まさに天球を絵画に見立てた、壮大な世界です。
星占いで有名な、黄道12宮も、代表的ですね。
船や飛行機では、かつては方位を知る大切な道しるべであり、
暗い世界を進む旅人の、唯一の明かりでした。
そんな星空も、近頃は街の明かりが強すぎて、
あまり見えなくなってきてしまいました。
また、ゆっくり星をみる時間、というのも現代人には
あまりなくなってしまいました。
確かに、プラネタリウムで観るほどに星は見えなくて、
さびしい夜空になってしまいました。
夏になったら、夜空のよく見える山のほうまで、
いってみようと思う、七夕の日でした。
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